守谷と取手のどちらがいいのか、と聞かれると弱ってしまうのだが、便利さという意味ではどちらもあまり変わらないかもしれない。
取手市も取手駅前はにぎやかなのだが、そこから戸頭までの間はお店も点在するくらいという環境が続き、戸頭に来るとまた大型店舗や飲食店が多くなり、守谷との市境辺りではかなり生活環境が充実するのだ。

そういう意味では、取手市も戸頭地区と守谷地区とでは割りと似通った環境ということもできる。
あとはアクセスの良さで、守谷駅周辺が頭ひとつ抜けているという感じであろう。

しかし、決定的に違うのが、賃貸事情である。
守谷市は割と新しいアパートが多く、アクセスのいい場所では当然のことながら賃料が高くなる。
これは仕方のないことなのかもしれないが、ちょっと周辺部に比べると割高になっているのが現状である。

一方、取手市戸頭地区のアパートは新しいものから少し年数の経ったものまでさまざまなバリエーションがある。
その中には、良く探すとかなり割安な物件や、特徴のある物件などもある。
駐車場も、守谷地区に比べると確保しやすいと言う事情もある。

そして、守谷地区に比べると賃料が割安な物件が多くなる。
これは、どうしてもつくばエクスプレスの守谷駅からダイレクトではなく、バスなり関東鉄道常総線なりに乗らないとアクセスできないという立地なので、仕方ないのかもしれない。

それだけに、若干のアクセスと、守谷市という名前にこだわらないのであれば、実は守谷で賃貸を選ぶよりも取手市（ただし戸頭地区）で物件を選ぶ方が、何かと得かも知れない。

小生も、現在は守谷に住んでいるが、場合によっては昔住んでいた戸頭に戻るという選択肢もあるのかもしれないと考えている。